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治療方針決定
城西へ結果を聞きに行ってきました。



まず、1F受付で旦那のカルテ作りから。産婦人科で男の人のカルテを作るって何か変な感じですが。作り終わったらカルテを持って産婦人科外来へ。先に旦那の染色体の検査のための血液検査をしてもらいました。

その後、A先生がお昼から戻ってきたようで、診察室に入って行かれました。看護士さんから「今、先生が今後の治療方針練ってますからね~、ちょっとお待ちください」と。
なんだかアットホームだなぁ。

5分ほどして呼ばれました。

① 染色体検査の結果。正常。
46XX・正常女性核型で異常なしということでした。ほっと一安心。(染色体検査は細胞の核の中を染めて並べ直して調べるのだそうです。自分の染色体なんて見たこと無かったのでなんだか不思議な感じ。結果はそのまま頂けました)

② 子宮形態検査 正常。(東海で検査済み 省略)

③ 卵巣機能検査も正常。(東海他で検査済み 省略)

④ 甲状腺機能検査 チウラジールを妊娠中も継続して飲む。妊娠すると変動する可能性もあるので注意深く経過を見る

⑤ 血中プロラクチン検査(TRH負荷テスト) 正常。

⑥ 糖代謝検査 正常。(東海で検査済み 省略)

⑦ 血液凝固検査 第12因子欠乏 47% バイアスピリン高温期一日半錠。
  
  バファリン81とバイアスピリンの違いは??
  アスピリンの量が81mg、100mgの違いである
  バファリン81は胃で溶けてバイアスピリンは腸で溶ける。
  よって、バイアスピリンの方が胃に良い。
  しかし、半分に割っているので、若干胃で溶けてしまう。2日に1錠でも可。
  しかし処方されたバイアスピリンは全部半分に割られているので
  一日半錠を飲むことになります
  バセドウが無ければ、16週でバイアスピリンを切っても問題はないレベル。
  ただ、甲状腺の機能が前後して不安定になると、
  身体の中の血液状態が変化してしまうので35週まで飲んだ方が良い。1錠6円。

⑧ 感染症検査 正常 (東海で検査済み 省略)

⑨ 自己抗体検査 
  抗核抗体 弱陽性(80)
  LAC(ループスアンチコアグラント) 弱陽性(1,13)【血液を固めてしまう抗体】
  抗カルジオリピン抗体(抗リン脂質抗体) 弱陽性
  妊娠後へパリン(カプロシン)1日2回12時間毎注射
   一回5000単位一日10000単位


【治療方法】
◆バイアスピリン高温期一日半錠。高温期~妊娠35週まで
◆妊娠後へパリン(カプロシン)1日2回12時間毎注射
   一回5000単位 一日10000単位(いつまでか、聞くの忘れた・・・)
◆チウラジール(抗甲状腺薬) 必要に応じて
◆黄体ホルモン補充(標準値をクリアしているが、さらに補う)
◆ダクチル1日3回 子宮の筋肉を柔らかくする(子宮環境を良くするため)
◆メイラックス 精神薬・頓服(不安感が出たときに)

入院後、「超音波の前の日」「前回の流産の日にち」「前回流産週数」などが近づいてきたことによる精神的な不安が出てくる人が多いそうです。そういった精神的不安を取り除くバックアップを行っているそうです。
というのは、ダクチルを使っているので子宮内環境はものすごい良くなっているので、下痢などが無い限りは生理痛のような痛みがあるというのは考えにくい。痛みが出たときの対処などを考えて行きますとのこと。

最後にA先生からのお言葉
「妊娠するのは1年後でも良いし、10年後でも良いし。そのくらいのインターバルで考えていてください。焦らないでね」

と言われました。10年後ってのも、冗談で言ってくれているんだと思いますが、焦ってるのが伝わっちゃったかしら?まぁ、それくらいのんびり構えててね、っていうことでしょうか。やっぱり焦りは禁物なんですね。

これで検査はすべて終了となりました。
次回は妊娠したときに来るということになります。
3ヶ月後の予約を取りましたが、電話でどんどんずらすことが出来るそうなので、薬がある限り妊娠する前には行くことはないでしょう。薬はどこで処方してもらっても良いそうですしね。バファリン81も手元にまだあるので、ある限りは飲みます。
さーて、これからどうしましょ。ゆっくりと考えます。

【今日の処方】
バイアスピリン 30錠 60日分
排卵検査薬 6回分
by hinahinar | 2006-04-06 22:08 | 城西病院妊娠前検査等
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